ムラカミ、ダヨ!

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ムラカミ、ダヨ?

このブログはふぃくしょんです。

不良にカツアゲされたのに思わず深く感謝の意を表してしまった

ネタ 雑記

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これは俺が中学生の時に遡ります。俺の地元はそれはもう荒れに荒れて不良の巣窟でした。カラスと不良なら不良のほうが多いくらいです。夜になればバイクの爆音が鳴り響き喘ぎ声もかき消されてしまう程です(未体験)。

そんな右も左も不良の地域にあろうことか夜9時に外に出てしまいました。これを分かりやすく言えば、ワニの池に全身肉を纏って半身浴しようと試みるようなものです。藤原紀香なら美容の為ならばとやりそうです。全力で阻止したいものです。

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餌食になるのは目に見えています。さぞかし美味しい、絶品料理でしょう。

そんな目に見えた地獄、フルコースに自ら飛び込む程、俺もドMではないです。

ムラカミはMですけどねっ!!へっへっへっ!←

自転車で家から5分も掛からないところに友だちの家があって、そこに当時バンドをやっていたから練習しに行ってました。実にイケてます。イケメンです。「どうも、イケイケです」が当時の自己紹介の枕詞でした。

その帰りです。

当時イケイケだった俺は、自転車でトロトロとニヤニヤとおっぱいがおっぱいである所以を真面目に考察しながら帰っていたところでした。ああ、おっぱいっておっぱいだよなぁ。そんなことをちょっと耳を澄ませば聞こえるくらいでつぶやきながら帰ってると


ワッ!!!!



と人の声とは思えない音がしました。後々分かりますが案の定、人ではありませんでした。


大事なおっぱいの考察中に誰だろうな。。。

知り合いだということを強く願い、誰だろうな?アイツかな〜?いや、やっぱりアイツかな〜wwwwとその僅かな数秒の中で微かな期待におっぱいを膨らませ、大体熊田曜子くらいのおっぱいの大きさになったところで振り返りました。



誰?



見事に熊田曜子のおっぱいは久本雅美のおっぱいへと萎みました。

そこにいたのは、紛れもないカラスよりも多い不良でした。不良の定義とは何かとなりますが、顔が不良ならそれは不良です。顔が全てです。

というか、もうその脅かしてきた行為自体が常人じゃないです。それをやって許されるのは北斗晶くらいのもんです。でも、そいつは明らかに北斗晶じゃなかったんです。信じられないかもしれないけど、北斗晶ではありませんでした。だから不良なのです。人じゃないのです。

俺は焦りました。どうしようか。

でも、幸いなことに何もされずにすぐに立ち去ってくれました。

なーんだ!

ホッとしたのもつかの間

物凄く遅いスピードで、そこにマリオカートのコースがあるかの如く物凄い蛇行運転で道路の端から端までを目一杯に使って、走るというよりは単振動を微妙に前進しながらしていました。

その様は犬がマーキングするようでした。不良=犬です。テストに出ません。



遅い。遅すぎる。石焼き芋屋の方がよっぽど進むスピードが早いです。

早く行ってくれ。

もう俺の家はすぐそこなんだ。

早く。

早くしろ。


おせえよ。



ノロマ。





馬鹿。






アホ。









チキン。




このチキンが聞こえたのでしょうか。なぜか奴らが動きを止めます。ほとんど止まっていたようなものでしたが、正式に、公式に、オフィシャルに動きを止めました。不良は人じゃないのです。聞こえないものも聞こえるのです。人と思ってはいけない。

そして、彼らはやけにチキンに嫌悪感を示します。チキンに失礼ですね。ケンタッキーのチキンの方がよっぽど社会貢献しています。

俺は恐怖を覚えました。俺はチキンです。

I am chicken.


止まったということはその道路の道なりにある俺の家に帰れないということです。そしてこのまま俺が進み続ければ、いつか追いついてしまいます。


追いついてしまえば



そう、ワニです。


でも天才の俺は閃いてしまいました。

道路を曲がって時間を稼いで帰ろう!

と。

この付近は家の近所、もはや俺の庭です。いっぱい回り道をして帰れば、奴らもいなくなるだろうt....







ブォオオオオオオオオオンンンンン!!!!!!!



ファッああああkjfao%#$raあ!?!!?@$@*&)(_@&$



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奴らが猛スピードで追いかけてきました。


ブーーーーーーンンンンンンンンンンンン!!!!



おい、さっきまでの蛇行運転はどこいった。

ヤバいヤバいヤバい。やばいよやばいよ~。出川も素に戻るほどヤバイ状況です。

俺が逃げると思ったのでしょう。動くものを追いかける習性がある点で奴らは犬です。ドッグです。ホットドッグ食いてえな。。。

そんな悠長なことを言っている場合じゃありませんでした。俺は自分の庭であるこの一帯を縦横無尽に駆け巡りました。ちなみに俺の自転車を漕ぐスピードはママチャリのツール・ド・フランスがあれば優勝出来るレベルです。つまり、速いです。

路地を曲がりに曲がり、結構逃げれていました。中々やつら来ません。


なんだか、アニメの主人公にでもなった気分です。俺、やっぱりイケてる?かっけーなー!うれちいなぁ〜あはは。


おいおい〜!おっせえぞぉ〜?あれれ〜?しょぼいな〜??ここは俺の庭なんだよなぁ!?二度と逆らうんじゃねーz....





ガッシャーン!!!


終わりました。

ジ・エンドです。

しにました。

この音が意味するもの、つまり死です。もうこの時点で俺は死にました。

お前はもうすでに死んでいる。

これはありえないことだと空想科学読本でかつて知りました。でも、実現しました。ありがとう。科学を覆しました。


自転車が道路と歩道を隔てるブロックに躓き転びました。

痛いです。もうママーって叫びたかったです。叫んでいたかもしれません。ママって叫びたがってるんだです。実写化しましょう。

程なくして不良登場です。1対2です。

不良「なんで逃げとんの?」

俺「あ、え、いや(テメエらが邪魔だからだよ。早く家に帰らせろや)」

不良「殴られると思った?」

俺「はい(はい)」

不良「そんなわけないじゃーん!あはは!」

俺「。。。()」

不良「ところでさ、お前どこ中?」

俺「(で、でた〜wwww不良特有のすぐどこ中とか聞く奴wwwwwwwww)◯中です」

不良「えーw一緒じゃーん!俺らもさ、◯中だったんだわ〜!w」

俺「そうなんですか!(マジクソどうでもいいし、怖いので早く帰して下さいお願いします)」

正直ここらへんの俺、足ガクブル状態です。あまりの振動で脂肪燃焼して肉と骨だけになるところでした。

不良「ビビってる?俺ら殴らんから安心していいよw」

俺「()()()()()」

不良「ところでさ、財布持っとる?」

俺「いや、ないです」

不良「ホント?あったら殴るよ?




あったら殴るよ



あったら殴るよ



あったら殴るよ



あったら殴るよ



俺「(ええええええええ!?!?!?今、というか。マジ5秒前くらいに俺ら殴らんから安心して欲しいみたいなこと言っといてそれ言う?おま、まじか。え?なに、過去には生きない。今を生きるとか言っちゃうタイプ?は?それとも知能犬だから純粋に忘れちゃったの?イミフ過ぎワロスwwwwwww)ないです」

不良「じゃあ確認するわ」

そう言って不良は俺のポケットに手を入れて弄ってきました。

この言葉だけ聞くとエロいですね。なんとも官能的です。今思えばこれが彼らの目的だったのでしょうか。いや、ない(反語)。

不良「ないな」

そうです。幸いなことに俺は財布を持っていませんでした。勝ちです。勝利です。圧倒的勝利とはこのことです。財布を持たない人生を選択した自分を誇りに思います。

不良も俺のポケットを弄って満足したのか

不良「じゃあ、そろそろ行くわ。また会ったらよろしくな」

俺「はい(二度と会うもんか)」

不良「バイバイ!」



ブーーーーーーンンンンンンンン!!






そしてあろうことか




俺「ありがとうございましたあっ!」

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この角度でお辞儀してました。(画像の選定に悪意はありません)



深く深く感謝の意を表していました。あれほど人に感謝したことは後にも先にもありません。さらに、心から感謝していたのは今でも鮮明に記憶にあります。


ただ、未だになぜありがとうございましたと言ったのかは謎です。人間あまりの恐怖から開放されるとこうなるんですかね。これからも人に感謝して生きようと思いました。



でも


不良なんて嫌いだ!


バイバイ!